ヒューマンエラー体験談(思い込み)
- 代表 榎本敬二

- 8月25日
- 読了時間: 2分
更新日:8月26日
私はボディーソープとシャンプーは「柿渋入り」を使っています。いろいろな製造元の製品がありますが、そのほとんどが「柿」にちなんで(だろう)柿色(オレンジ色)のパッケージです。ボディーソープも、シャンプーも。
先日、使っているボディソープの容器が空になったので、妻が詰め替え用のパックを置いておいてくれました。パックから容器へ移してから気が付いたのですが、それはシャンプーでした。しまった! とりあえず、容器からパックへ戻し、数日は妻が使っているボディーソープを使うことにしました。大容量の詰め替え用パックでしたので、キャップが付いていましたから戻すことができましたが、小容量のパックだとキャップがないタイプが多いですね。
さて、数日後、ボディーソープを購入してきました。容器へ移して二日間ほど使っていましたが、どうも泡立ちが良くありません。不思議に思って買ってきた詰め替え用パックを見てみると、なんと!それもシャンプーでした。
購入時、なぜ間違えたのか、思い出すことはできません。
売り場の棚にボディーソープとシャンプーが並んでいて、ボディーソープの並びにシャンプーが混ざっていた可能性もありますが、間違えないに確認しなければと考えていた記憶があります。
なぜ間違えたのかは分かりませんが、ボディーソープを買ってきたと思い込んでいましたので、「泡立ちが悪いなー」と気になることがなければ、そのまま使い続けていたかもしれません。
実は、以前にも間違えたことがあります。
「柿渋入り」は当初、ボディソープしか販売されていませんでしたので、シャンプーが売られ始めた頃、ボディーソープだと思い込んで買ってしまいました。
ボディーソープとシャンプーは、同じ製造元の場合、まったく同じデザイン画で、その上に「ボディーソープ」または「シャンプー」と記載されている場合があります。
「柿渋入り」ですから、オレンジ色を基調とすることはやむを得ないかもしれませんが、文字だけではなくデザイン画そのものをボディーソープとシャンプーで変えるという対策が効果的だと思われます。 売り場の棚の位置を、ボディソープとシャンプーで変えるという対策も考えられますが、男性用はいろいろな商品を1か所にまとめているケースが多いようですから、棚の位置を大きく離すことは難しいかもしれません。
いずれにしても、「思い込み」というのは、そこから抜け出すことはとても難しい!ということを体験した事例でした。

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