top of page

山荘サウナDIY

久しぶりの投稿ですが、本題から少し離れて、今回は私の趣味の話題です。

2月末から山荘でサウナのDIYを始めました。これまでに、観測小屋、ウッドデッキなどをDIYしてきましたが、サウナは観測小屋以来の大物?です。 主な経過は次の通りです。

まず、基本的な材料は、ホームセンター(コメリ)で購入した1枚約1,000円の「カフェ板」という厚さ3センチ、長さ2メートルの杉板です。これを5枚並べて1枚の壁にし、これを6つ組み合わせて6角形にします。

2月23日、庭にまだ雪が残り、地面は凍結していましたが、設置場所の地ならしを行い、防草シートを張り、その上に基礎となる枕木(防腐塗装済み)を3本並べました。

3月21日、枕木の上に床材を載せました。裏面には防寒用に断熱フォームが吹き付けてあります。そこへ4方にカフェ板の柱を立て、屋根を載せました。

3月22日、左右の壁を組み合わせ、6角形を構成しました。それぞれの板の外側には防湿シートが貼ってあります。

3月23日、壁の周囲に保温材を巻き、その上に防水シートを張りました。

このサウナの原形は近年流行りの「バレルサウナ」ですが、さすがに円形のDIYは難易度が高いと考え、福地にある佐々木建築さんが製作している6角形のサウナを参考にさせていただきました。

一般的なバレルサウナは厚さ数センチの板材を丸く組み上げて形成しますが、安価な物(といっても50万円ぐらいはします)は保温が施工されていないため、福地のような冬は日中でも氷点下になるような場所では、室内が十分に暖まらないようです。

4月28日にホンマの時計型ステンレス製薪ストーブを設置し(下にはセメントでレンガと耐熱タイルを固定した台が施工してあります)、薪ストーブ側の壁板を張りました。

4月29日、入り口側の壁を張りましたが、この日は3/4程度張ったところで時間切れ。

6角形の外周は、結局、正6角形になっておらず、入口とその反対側の壁は1枚1枚寸法どりをしながら板を切らなければならず、手間と時間がかかりました。

5月17日、内部に座板を設置し、入口ドアを取り付けました。

5月18日、煙突を取り付けました。

6月1日、屋根を取り付け。防水シートの上にヒノキの化粧板を張りました。

これで、一応使える状態になりましたが、細部の仕上げにはまだまだ時間がかかりそうです。試運転が楽しみ!

このようなことで、今年の春は庭の草むしりがまったくできておらず、先週、2日間に分けて半日ずつ草むしりにを頑張りましたが、全体の1/3ぐらいしかできていません。

サウナのDIYでは、電動丸鋸を使用しますが、これによる事故も多いそうです。山荘でのDIYは一人で行っていますので、もしも事故でケガをすると、誰も助けてくれず命を落とすリスクもありますから、工具は慎重に使い、決して無理をしないように注意していますが、素人作業ですから、気がつないあいだに危ない行為をしている可能性もあります。

また、大雑把ながらも設計図は作成してあるのですが、施工の手順までは明確化してありませんので、途中で手戻りが必要になるなど、反省点も多いです。 試運転の結果は、またご報告させていただきます。


 
 
 

最新記事

すべて表示
羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会(2)

4月19日の投稿の続きとなります。前回は、同員会の座長をされている早稲田大学理工学術院の小松原教授が『事故再発防止対策立案への考え方 ―羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会「中間とりまとめ」を例にして―』と題して講演された内容の一部をご紹介させていただきました。...

 
 
 
福知山線脱線事故から20年

2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故から20年が過ぎました。大切な人を失った方、後遺症に悩まされている方など、今なお多くの方が苦しみ続けておられます。 20年前のあの日、私は事故が起きたことを職場の食堂のテレビで知りました。現場の状況が映し出された画面を、しば...

 
 
 
羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会

昨日(4月18日)、私が所属している「日本労働科学学会」のイブニングセッション(オンライン)が開催され、件名の委員会の座長を務められている早稲田大学理工学術院の小松原教授のお話しを聴くことができました。 テーマは『事故再発防止対策立案への考え方 ―羽田空港航空機衝突事故対策...

 
 
 

Comments


  • Facebook
  • LinkedIn
  • Twitter

©2022 by 安全安心つなぐ研究舎。Wix.com で作成されました。

bottom of page