異業種交流 安全研究会が出版した本です。研究会のメンバーの学びや気づき、自分たちの経験などをもとに、悲惨な事故を1つでも減らしたいという思いを込めて、2部作にまとめました。
1作目の『命を支える現場力』は、コミュニケーションをテーマとしています。
社会で起きているさまざまな事故は、コミュニケーションの失敗によって起きていいたり、あるいは事故に至るまでの過程で、適切なコミュニケーションがとられていたら事故を防ぐことができたケースが多いと考えたからです。
2作目の『現場実務者の安全マネジメント』は、現場実務者という立場から安全マネジメントを考えてみることをテーマとしています。
安全マネジメントは、組織のトップや管理職の役割だととらえられがちですが、現場実務者の積極的な参画がなければ、安全マネジメントは成立しません。また、安全マネジメントの必要性を頭で理解し、知識を持っているだけでは実効性は高まりません。安全マネジメントの施策が現場に受け入れられ、浸透していくためには、様々な仕掛けが必要です。
現場実務者の視点から、安全マネジメントにどのように向き合い、関わっていくべきなのかをまとめてみました。
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